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『2023年度施設長研修会』の報告
令和5年9月2日(土)に静岡福祉大学にて、令和5年度施設長研修会を開催致しました。
コロナの感染が拡大している中、久しぶりの参集形式での開催でしたが50名程度と大勢の人に参加していただきました。いただきました。皆様思い思いに交流をしており、直にと顔を合わせる事の大切さを久しぶりに感じました。また、会場は静岡福祉大学をお借りして贅沢な空間で研修する事が出来ました。
午前中は、まず「次世代福祉人材が考える社会福祉事業像」をテーマに静岡福祉大学学生支援部長の楢木博之教授と在学生3名による公開討論をしていただきました。楢木教授から在学生へのインタビューという形式で聞かせていただいた生の声を通じ、学生は目標・目的等を明確に認識しており、さらに自分のキャリアについてもしっかり考えていて、今の人達が福祉の世界で働く時にどの様な事を考え悩み、選択しようとしているのかうかがい知る事が出来ました。その後、続けて楢木教授には静岡福祉大学のキャリア支援について、様々なデータを基にお話しいただきました。これからを担う人の目標や育成する大学がどの様なキャリア支援をしているのか知ったうえで、私達事業所がどの様に変わっていかなくてはいけないのか考えるきっかけをもらえました。
午後は、当会会員の規模の異なる事業所における福祉人材に対しての発表があり、各々何を中心に人材を確保・育成していっているのかを実体験を通してお話しいただいた後、グループに分かれ「10年、20年後の自事業所」という事でディスカッションしていただきました。人材の確保・育成における各事業所の課題や取組等、規模によって考えていかなければならない事は違いますが、利用者の為、働く職員の為、未来を見据えて一所懸命に考えている事がひしひしと伝わる内容が多かったです。最後に各グループによる発表を全体で共有し、閉会となりました。
地域によってはコロナ感染状況が無視できない状況で調整も大変だったかと思います。ご参加いただいた皆さま、誠にありがとうございました。
情報管理委員会 委員長
ふくろう 山田龍宏
【当 日 の 様 子】