NEWS

西部地区会 職員研修会 開催

6月6日に、「障がいがある方が地域で暮らす為に」と題し、西部地区会職員研修会を開催しました。私たち事業者として、どのように地域での生活を支援したら良いのかを深め、特に制度の狭間に置かれる人々をどのように支援するかをお二人の講師より知恵を頂き、共に取り組んでいく機会としました。

中野理事長あいさつ

安間会長あいさつ

講義 

講師:聖隷クリストファー大学社会福祉学部社会福祉学科教授 川向雅弘先生

川向先生の講義では、「はざま」に置かれた人への支援の課題についてという事で、「はざま」を支援するコミュニティーソーシャルワークという方法から話がスタートしました。ソーシャルワーカー自身が利用者にとってのもっとも身近は社会資源であり、利用者にとっての「制度」であるはずが、本来機能すべきソーシャルワークの不在状況こそが「支援のはざま」であり、コミュニティーソーシャルワークとは、「支援のはざま」を埋めていく為の、フォーマル・インフォーマルによる連携と協働の仕組みづくりが大切である 等のご講義をいただきました。

演習

講師:プランセンターひくま 管理者・相談支援専門員 鈴木美絵様

川向先生のご講義の後、演習はグループワークにて実施し、普段の事業所内でのサービス提供時間以外の利用者さんご本人の生活や、家族の生活での困り事で、自分達では対応できない(しきれない)けれど必要と感じている事案について情報交換をおこないながら、どのようなサービスに繋ぐことができるか等、貴重な意見交換ができました。また、グループワークには川向先生にも同席いただき、貴重なご意見を伺う事ができました。最後に、鈴木美絵さんから様々な社会資源に関する情報提供もいただきました。参加していただいた皆様、お疲れ様でした。今後の支援に活かして頂ければと思います。

情報交換会(懇親会)

研修会の後、会場を移し情報交換会(懇親会)を開催しました。研修会参加者は60名余の内、15名の参加とはなりましたが、堅い話を抜きにした色々はお話ができ、コミュニケーションを図る事ができました。また機会がありましたら企画したいと思います。