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令和6年度施設長研修
久しぶりの参集での施設長研修
施設長研修会内容
午前の部
発表『令和6年度報酬改定による事業所への影響』
講演『セルフケアのすすめ』~自分と未来は変えられる
午後の部
発表『施設長としての喜びや苦労、悩み等を語る』
グループディスカッション
久しぶりの参集形式での施設長研修でした。
中野新理事長の挨拶
静岡県障害者政策課課長代理 市川雅義様からの挨拶
午前の部
令和6年度報酬改定による事業所への影響
令和6年度に報酬改定があり会員事業所で多い就労継続支援B型、生活介護事業所より影響をお話しいただきました。
就労継続支援B型として、ラポール・ファーム 樽井亜紀様
生活介護として、えがお 古谷のりえ様
そして、静岡県障害者政策課課長代理の市川様にオブザーバーとして参加していただきました。
ふくろう山田が進行を務めました
3年に一度の報酬改定で、就労継続支援B型は良くなったが生活介護においては減収になっているとの事で、支援の質を保つ為に職員配置が難しくなってしまっている現状や、老齢化していく中工賃だけが評価の中心になると生産性の観点から不安や不満がありました。一方、就労継続支援B型は平均工賃月額算定方法の変更により報酬が上がる等した事、生活介護では、今まで利用者の為にやってきた取り組み、看護師や入浴等の対応が評価され加算が取れた事等良かったと思う事もあったとの事です。
しかし、最終的に利用者個々に対する支援が低下したり、不利益が及ばない様にしていきたいという想いが強くあり、その部分を評価して欲しいという利用者の為という想いが聞けたことが最大の収穫でした。
『セルフケアのすすめ』~自分と未来は変えられる~細田昌江様
利用者に対してはストレス軽減について助言等しているけれど、施設長等管理する人自身は自分を労わる事が出来ているのだろうかという事で、医療法人好生会 細田昌江様よりストレスの種類や自分の特性を知る事等ストレスコーピングについてお話しいただき、発散・解消方法を考える手立てを教えて頂きました。講師自ら笑顔でお話しいただき上手にストレスコーピング出来ていると説得力のある講演でした。
午後の部
『施設長としての喜びや苦労、悩み等を語る』
施設長という責任ある立場に戸惑ったり、悩んだりしている人は多いと思います。
また、同じ立場の人に想いを聴いてもらう事もあまりないので、今回は日頃の想いややりがい、喜びに至るまで語って頂きました。
発表者として
サンサンいわた 村松健次様
引佐草の根作業所 宮本紫野様
くるみ共同作業所 峰野和仁様
進行を
ラポール古庄 矢部初江様
で施設長、サービス管理責任者としての苦労や喜び等思う事を話していただきました。
やはり業務量の多さに対しては閉口してしまうが、利用者に深く関わる事が出来ている等喜びとして捉えられる事もありました。利用者を始め、職員ともコミュニケーションを取りながら一人にならない様にする事が大切であったり、自分自身がワクワクしながら仕事をする事で周囲へ良い影響をもたらす事に着目している方もいて、同じ施設長であっても関心する事が多かったです。
グループディスカッション
グループに分かれ、参加者自身が施設長として頑張っている、やりがいと思っている等の想いを聴いてもらいました。同じ立場の人達で共感しあい、日々の苦労を労い合う事で気づけたことも多かったようです。
各グループに発表していただき、様々なやりがい、気づき等が得られた事と自分がやってきた事を認めてもらえた安堵感があり、明日からも頑張ろうと思える内容でした。
中野理事長より講評をいただきました。
静岡福祉大学学長の増田樹郎様にもご感想を頂きました。
懇親会
連合会といったら飲み会という事で、4年ぶりに懇親会を開催しました。
研修では話せなかった事や世間話等、コロナ禍で出来なかった交流を密に出来た事はとても良い時間だったと思います。
施設長の肩の荷が少し軽くなった一日でした。